はたらく細胞が誕生するきっかけとなった読み切り作品があるのをご存知ですか?
その名も「細胞の話」。
登場人物や設定など、どの程度変わっているのでしょうか。
今回はその「細胞の話」が原作とどう違うのかについてまとめてみました。
細胞の話とは
原作者の清水茜さんが、2014年「第27回少年シリウス新人賞」大賞を受賞した、はたらく細胞の元になった読み切り作品です。
月刊少年シリウスに掲載された際のキャッチコピーは「卓越した画力でアイデアを見事に漫画化した力作!」だそうです。
細胞の擬人化というアイデアといい、その世界観を表現した画力といい、新人離れしていたんでしょうね!
文句なしの新人賞大賞だったのではないでしょうか。
この辺りのはたらく細胞誕生のきっかけについては「【はたらく細胞】原作者の清水茜さんってどんな人?はたらく細胞誕生のきっかけを調べてみた」の記事にもまとめていますので、良かったら読んでみて下さい。
原作との違いは
登場キャラクターについて
「細胞の話」では、ネフロンを除きお馴染みのキャラクターが登場します。
主な登場キャラクターと原作との違いについて気になった点をまとめてみました。
赤血球
- 帽子をかぶっていない
- 個人ナンバーが出てこない
- 「赤血球」という腕章を付けている
- アホ毛が出ていない
- ドジキャラではあるが、迷子にはならない
- 原作に比べて毒を吐く場面あり
白血球
- ポケットに手を入れてい歩いたり、服の着方がルーズだったりであまりピシッとしていない
- 「白血球」の腕章をしている
- 帽子についているバッジが「1116」
- Uc‐16609-1116が個人ナンバー
- 寿命がある
B細胞
- 服装がツナギではない
- おなじみの抗体を飛ばす武器を持っていない
- 原作での元気いっぱいの青年という感じではない
キラーT細胞
- 服装が長袖、前開けでTシャツにKILLの文字
- 帽子にはKだけの文字
- NK細胞との小競り合いなど性格的にはあまり変わらない
記憶細胞
- 服装が作業着風
- 暗記用の単語帳を持っている
- リアクションキャラではない
血小板
- 長靴ではなくスニーカー
- 帽子に個人ナンバーがついている
- 1人しか出てこない
マスト細胞
- アレルギーでマスクを着用している
- マニュアルに忠実な感じはない
- 白衣ではない
ヘルパーT細胞
- 指令をきいてもらえない
- 言ってもを聞かないので諦めている節がある
- 足湯をしながら仕事するなどのゆるさは原作に似ている
ネフロン
- 原作(単行本5巻まで)では登場しない
- 腎小帯を司り、尿を生成する
NK細胞
- 唯一、服装も性格も原作とほぼ変わらず
がん細胞
- 単語をつぶやく感じでほとんど喋られない
- 若干コミカルなやりとりもあり
話全体を通して
はたらく細胞では仲が悪い細胞はいつつも、仕事は完璧にこなしていますが、「細胞の話」では仲が悪すぎて普通に仕事を拒否します。
がん細胞という強敵が相手の戦闘シーンでも、コミカルな場面が入ったりして原作よりも緊張感は低めです。
全体的にゆるい感じが漂っていますが、その分読みやすいです!
細胞たちのはたらきがわかってしかも面白いという点は変わらずです。
最後に
今回ははたらく細胞の元になった読み切り「細胞の話」の原作との違いについてまとめました。
はたらく細胞として連載するにあたり、おおまかな設定は変わらないですが、キャラクターの服装や性格など細かく修正された感じがしますね。
もう読めないの?読みたい!という方は、「はたらく細胞公式コミックガイド」に収録されていますので是非呼んでみて下さい。
また、月刊少年シリウスのホームページからも読めますのでチェックしてみて下さい。
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