細胞を擬人化するという斬新なマンガはたらく細胞ですが、原作者はどんな方なんでしょうか。
また、どのようにしてこの斬新な設定は生まれたのでしょうか。
今回は原作者の清水茜さんとはたらく細胞誕生のきっかけについて調べてみました。
プロフィールは?
はたらく細胞の原作者は 清水 茜(しみず あかね)さん という女性です。
1994年生まれ。東京都出身。「マンガ専門校 日本マンガ塾」プロ養成科卒業(13期生)。
2014年、第27回少年シリウス新人賞にて『細胞の話』が大賞を受賞。現在、「月刊少年シリウス」にて『はたらく細胞』を連載中。
引用:講談社 はたらく細胞公式コミックガイドP143
「マンガ専門学校 日本マンガ塾」出身なんですね!
この学校は秋葉原にある専門学校で、マンガのみを教えることに特化しているそうです。
卒業生には「ボールルームへようこそ」の竹内 友さん(7期生)や「僕たちがやりました」の荒木 光さん(7期生)、浜田ブリトニーさん(6期生)もいます。
マンガのみを教える学校ってすごいですね。
周りがエリートだらけでくじけそうになりそうですが、そこから連載を勝ち得たわけですね。
清水さんは画力といい内容の構成といい飛びぬけた才能がある方なのでそれも納得です。
マンガ家を目指したきっかけは?
最初にマンガ家になりたいと思ったきっかけは、幼稚園の先生に絵を褒めてもらったときで、小学校低学年の頃にはすでに職業としてマンガ家になりたいと思っていたそうです。
高校生の頃にはマンガ家以外の職業になれる気がしなかったので、どうにかしてマンガ家にならなくてはと思い、意識的に絵の練習をするために授業中視界に入るものをずっとデッサンしていたそうです。
「マンガ家以外の職業になれる気がしなかった」というセリフはなかなか出ないですよね。
マンガの申し子というか、その星の元に生まれたというか、なるべくしてなった方なんですね。
影響を受けたマンガは?
いろいろな作品から影響を受けていて自分でもはっきりわからないそうですが、子供の頃から人見知りで両親がもっていたマンガばかりを読んでいたそうです。
- あさりちゃん
- ドカベン
- ツルモク独身寮
- マカロニほうれん荘
あさりちゃんまではわかるのですが、2つ目から様子がおかしいですね。
なかなか通好みのラインナップで、今の作風からはかけ離れている気がするのですが、多少なりとは影響は受けているようです。
はたらく細胞誕生のきっかけは?
はたらく細胞が生まれるきっかけになったのは、清水さんの妹が授業で細胞のことを習っている時に、「これをマンガにして覚えたいから、読み切りを1本書いてほしい」と頼んできたことだそうです。
それで、妹さんは生物の授業中に描いたという細胞の擬人化イラストを持ってきたんだそうです。
その時清水さんはマンガの専門学校の卒業課題の題材で悩んでいたそうですが、「あ、これはいいかも」と思って、アイデアとキャラクターを貸してもらってお話を練ったという経緯があったそうです。
まず妹さんの、マンガで覚えたいからと勉強している内容をマンガにしてもらうという発想がすごいですよね。
それを実現できるお姉さんもまたすごい。
このやりとりがなければ生まれなかったと考えるとちょっとした伝説的な出来事ですね。
それでできたのがはたらく細胞の前身といえる「細胞の話」。
これが第27回少年シリウス新人賞に選ばれて、そこから「はたらく細胞」の連載に繋がったそうです。
清水さんのお気に入りのキャラは
はたらく細胞で数々の細胞や菌などを擬人化してキャラクター化してきた清水さんですが、お気に入りのキャラはいるのでしょうか。
調べてみると意外なことにそのキャラクターは、
「セレウス菌」だそうです。
てっきりメインキャラクターの誰かと思いきや、敵役。
理由としては、憎めない小悪党っぽい子が好きなんだそうです。
何かしら圧倒的なキャラクターとかよりも、人間らしいというか可愛げがあるキャラクターが好きなんですね。
そこら辺はちょっとわかる気がします。
ちなみに、セレウス菌が出てくる回の感想を書いていますのでよかった読んでみて下さい。
【はたらく細胞】アニメ第11話「熱中症」感想!原作者もお気に入りのセレウス菌が登場
まとめ
はたらく細胞の原作者、清水茜さんはマンガ家になるべくしてなった方でした。
そのはたらく細胞は、妹さんが勉強をマンガで覚えたいという提案から生まれた奇跡の産物だったんですね。
そんなエピソードがわかると、原作がもっと楽しく読めるようになりますね。
もう一度、コミックを全巻読み直してみたいと思います!
<参考>
このマンガがすごい!WEB 清水茜 はたらく細胞スペシャルインタビュー
スポンサーリンク
コメントを残す